退職代行は弁護士・労働組合・民間で『できること/できないこと』が違います。交渉、未払い請求、退職日の調整、連絡遮断、費用の差まで、失敗しない選び方を比較で整理。

交渉できる範囲の違い|有給・未払い・退職日の扱いを整理
退職代行はどこまで“交渉”できるかで失敗率が変わる。有給・未払い・退職日調整・損害賠償の脅しなど、弁護士/労働組合/民間の対応範囲と選び方を分かりやすく整理。

退職代行で一番の失敗原因は「自分の状況に合わないタイプを選ぶこと」です。
その中心にあるのが交渉できる範囲。
ここを誤ると「退職の意思は伝えたけど、結局自分で会社とやり取りになった」が起きます。
多くの人が想像する交渉は「強く言ってくれること」ですが、実務ではもっと具体的です。
退職に絡む交渉は、主にこの4つです。
| タイプ | できること(強い領域) | 注意点 |
|---|---|---|
| 弁護士 | 交渉・請求・法的対応(未払い・脅し対応に強い) | 費用は上がりやすい |
| 労働組合 | 団体交渉(有給・退職日の調整と相性が良い) | 組合の実在性チェックが必要 |
| 民間 | 意思伝達・連絡窓口(シンプル案件なら速い) | 交渉が絡むと限界が出る |
「今日から行かない(即日)」か「日程調整」かで難易度が変わります。
即日は会社が強く出ることがあるので、連絡遮断・備品返却・書類請求まで含めて整理できるタイプが有利です。
有給は“言えば通る”職場もありますが、揉める職場もあります。
揉めそうなら、最初から労働組合寄りにしておくと、後で詰みにくいです。
未払いは「お願い」ではなく、証拠と請求の話になります。
この領域は弁護士が強いです。
民間や組合で進めると、途中で「それは対応できない」が出る可能性があります。
言われると怖いですが、実務上は“脅し文句”として出ることも多いです。
ただし、怖い状態で判断が止まると消耗します。
このケースは弁護士の安心感が強いです。
最初は「辞めたい」だけだったのに、会社側がこう言い出して争点になるパターンがあります。
退職代行は「安いかどうか」より、あなたの争点を処理できるかで決まります。
交渉が必要なら、最初から交渉できる立場に寄せて、短く終わらせましょう。