違約金を請求された|払う前に確認する3点と詰まない対応

違約金を請求された|払う前に確認する3点と詰まない対応

退職時に「違約金を払え」と言われた時の対処を整理。焦って支払う前に確認すべき3点、証拠の残し方、話がこじれるパターンを回避する考え方をまとめる。

違約金を請求された|払う前に確認する3点

退職を伝えた途端に「違約金が発生する」と言われると、かなり怖いです。

でも、ここで一番やってはいけないのは、焦ってその場で認めたり支払ったりすること。

まずは落ち着いて、確認すべきポイントを固定します。

この記事の結論
違約金を請求されても、即支払いはしない。
払う前に確認すべきは①根拠(何に基づく請求か)②金額の内訳③証拠(やり取りの記録)の3点。
話がこじれそうなら、連絡の窓口を整理して消耗を減らす。

まずやること:口頭で決めない。記録を残す

違約金の話は、口頭のやり取りだと「言った言わない」になりがちです。

ここは最初から、文章で残す方向に寄せます。

コツ
・電話よりメール/チャット(文章)
・口頭なら「確認のためメールください」で文章化

確認①:その「違約金」の根拠は何か

違約金と言われたら、まず根拠を聞きます。

ポイントは、感情で反論するのではなく、淡々と根拠を求めること。

確認する
・就業規則/雇用契約書/同意書など、何に基づく請求か
・該当箇所(条文)を提示できるか

聞き方テンプレ
「違約金の請求について確認です。根拠となる規定(就業規則・契約書等)の該当箇所を提示してください。」

確認②:金額の内訳は妥当か(“一式”は危険)

次に、金額の内訳を確認します。

「違約金○万円」だけ言われたら、こちらは判断できません。

確認する
・何の費用としての請求か(研修費?備品?損害?)
・計算根拠(何を基準に算出したか)
・支払期限の設定理由(急かし目的の可能性)

聞き方テンプレ
「請求金額の内訳と算出根拠を、書面(メール等)で提示してください。」

確認③:証拠を残す(これが守りになる)

違約金トラブルは、証拠があるかどうかで戦い方が変わります。

残すもの
・請求の連絡(メール/チャット/書面)
・契約書・就業規則・同意書などの該当部分
・こちらの返信(確認依頼)
・時系列メモ(いつ何を言われたか)

メモでも、後で整える材料になります。

やってはいけない対応:その場で認める・払う・サインする

怖いと「とりあえず払う」としたくなります。

でも、それをやると後から撤回しにくい。

NG
・その場で「払います」と言う
・内訳が不明のまま支払う
・よく分からない書類にサインする

話がこじれそうなら:窓口を絞って消耗を減らす

違約金の話は、担当者が感情的になるほど長引きます。

消耗を減らすため、窓口を整理します。

考え方
・「書面でお願いします」に寄せる
・連絡の頻度を落とす(即レスしない)
・話が通じない場合は、第三者を入れる選択肢も検討

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次に読む:研修費返還を求められた|同意書と相場感

違約金の中でも多いのが、研修費の返還請求です。

次の記事で「同意書」と「相場感」の考え方を整理します。

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