

退職が決まった時、地味に面倒なのが保険証の返却です。
「いつ返せばいいの?」「手元に残していいの?」と不安になりがち。
ここは難しい話ではなく、揉めない段取りを押さえれば終わります。
この記事の結論
保険証は退職で使えなくなるため、基本は返却が必要。
ただし、返却で揉めないために①コピー保管 → ②返却方法を決める → ③記録を残すの順で進める。
郵送なら追跡できる方法で送ると安心。
保険証は、会社の健康保険に加入している証明です。
退職するとその加入が切れるので、退職日以降は使えない前提になります。
ここがポイント
「まだ手元にあるから使える」ではない。切替(任意継続/国保/扶養)を早めに決めると不安が減ります。
保険証返却で揉めるのは、手続きそのものではなく「証拠が残っていない」ことです。
揉めやすいパターン
・手渡ししたが記録がない
・郵送したが追跡できない
・家族分の返却が抜けている
だから「返す」より先に、記録が残る形を作ります。
返却前に、保険証のコピー(または写真)を残します。
目的は、トラブル時に「いつ・どの保険証だったか」を説明できる状態にすること。
コピーで残すと安心な情報
・保険者番号などの表面情報
・自分の氏名・記号番号
この一手で、心理的にもラクになります。
返却方法は、ざっくり2つです。
| 返却方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 手渡し | 早い | 記録が残りにくいので、受領確認を残す |
| 郵送 | 会わずに済む | 追跡できる方法で送る |
おすすめ
郵送するなら、追跡できる配送方法にして、発送控えを残す。これで「返した・返してない」が起きにくい。
総務へメール等で、返却する旨を送っておくと強いです。
テンプレ
「お世話になっております。退職に伴い、健康保険証(本人分/家族分)の返却について確認です。
○月○日に(手渡し/郵送)で返却いたします。送付先(または受領担当者)をご指定ください。」
これで返却の流れが文章で残ります。
扶養家族がいる場合、家族分の保険証も返却が必要になることがあります。
「自分のだけ返した」で止まると揉めやすいので、最初に確認します。
確認ポイント
・家族分も返却が必要か
・返却の期限はいつか
・郵送の場合の送付先
保険証を返した後は、健康保険の切替がセットで必要になります。
扶養に入れる可能性がある人は、次の記事で条件と必要書類を先に押さえておくとスムーズです。
扶養に入る条件|退職後すぐ動けるようにする
退職後の健康保険|任意継続と国保の選び方
退職後の年金|免除・猶予の申請手順