

退職の手続きで地味に詰まりやすいのが、「会社物が返せない」問題です。
PC・社用スマホ・社員証・鍵・制服・書類など、返したい気持ちはあるのに「出社できない」「怖い」「時間が取れない」「どこに送ればいいか分からない」…この状態になると、やり取りが長引いて消耗します。
ここでは、揉めにくく、現実に通るやり方だけに絞って整理します。
最初に決めるのはこの3点です。迷うと連絡が長引きます。
結論:出社できないなら、郵送が最も現実的です。返せる物から先に返す「分割返却」でも問題ありません。
この場合は郵送一択で考えた方が早いです。対面に戻すほどリスクとストレスが増えます。
段ボール複数箱で分割し、箱ごとに「内容物リスト(簡単でOK)」を入れて返します。
「まず1箱返します→残りは◯日までに返します」と期限を分けるのがコツです。
迷ったら会社の代表住所+総務(または人事)に寄せます。個人宛(上司宛)にすると不在や放置で詰まりやすいです。
全部を一気に返せないなら、返せる物から返すでOKです。大事なのは「返す意思」と「具体的な段取り」を見せることです。
ポイント:返せない理由を長々と説明しない。返却方法・期日・追跡番号で会話を終わらせる。
メールでもLINEでも使える、短い型です。
| 件名(メールの場合) | 会社物の返却について(分割返却のご連絡) |
|---|---|
| 本文 |
会社物の返却についてご連絡します。 本日、返却可能な物品を先に発送します(追跡あり)。 残りの物品については、◯月◯日までに発送予定です。 返却先は貴社ご指定の住所(総務/人事宛)にて問題ないでしょうか。 |
コツ:「返せません」ではなく「先にこれを返します/残りはこの日までに返します」にする。
返却トラブルは「言った/言わない」より、届いた/届いてないで揉めます。必ず証拠を残します。
箱の中には「簡単な内容物リスト」を入れておくと、受け取り側の確認が早くなります。
「連絡が怖い」「会社と会話すると崩れる」なら、退職代行の利用で返却先の指定・連絡を代行に寄せるのが現実的です。
会社物の返却は、最終的には郵送+証拠で片付くことがほとんどです。あなたが消耗する形(対面・電話)に戻す必要はありません。
結論:返却できない時は「郵送で分割返却」+「証拠3点セット」。会話ではなく段取りで終わらせる。