退職届の書き方|テンプレと提出の注意点(郵送でも詰まない)

退職届の書き方|テンプレと提出の注意点(郵送でも詰まない)

退職届は「書式」「宛名」「提出タイミング」「控えの残し方」を押さえれば揉めません。手書き・印刷どちらでも使えるテンプレと、提出時の注意点(受領拒否・郵送・コピー保管)を具体的に整理します。

退職届の書き方|テンプレと提出の注意点(郵送でも詰まない)

退職届は、気持ちを伝える文章ではなく「手続きの紙」です。

ここで迷って消耗する人が多いのですが、ポイントはシンプルで、

  • 書式を間違えない
  • 提出の証拠を残す
  • 受け取られないケースの逃げ道を持つ

これだけで詰みません。

このページでは、テンプレ(そのまま写せる)と、提出で揉めない手順をまとめます。

結論:退職届で揉めないための基本4点

押さえる点 内容 失敗すると?
① 書式 退職日・宛名・所属・氏名・日付 差し戻しで時間を取られる
② 宛名 会社代表者(社長など)宛が基本 「宛名が違う」で揉めやすい
③ 提出方法 手渡しor郵送(証拠が残る形) 出した出してない問題が起きる
④ 控え コピー/写真で保管 言った言わないで不利になる

先に安心材料:退職届は“完璧な敬語”より、必要事項が揃っているかが大事です。

退職届と退職願の違い(迷う人向け)

混乱しやすいので短く整理します。

  • 退職願:退職したい意思をお願いする(撤回の余地がある)
  • 退職届:退職することを届け出る(意思が確定)

現実的な使い分け:
もう退職を固めているなら退職届でOK。会社のルールで「まず退職願」と言われたら、それに合わせても構いません(重要なのは証拠を残すこと)。

退職届テンプレ(印刷・手書きどちらでもOK)

まずはテンプレを提示します。会社の指定用紙がある場合はそれを優先しつつ、ない場合は下で十分です。

退職届テンプレ:

退職届

私儀
このたび一身上の都合により、令和○年○月○日をもって退職いたします。

令和○年○月○日

〒(住所)
(所属)
(氏名) ㊞

(会社名)
代表取締役 (氏名) 殿

ポイントはここです。

  • 理由は「一身上の都合」で十分(詳しく書くほど揉める)
  • 退職日は、基本は合意した日(未確定なら「○月○日予定」でも可だが、後で確定させる)
  • 宛名は会社代表者(誰か分からないなら就業規則・会社HP・登記情報などで確認)

日付はどれを書く?(提出日・退職日で混乱しない)

日付で迷う人が多いので、ルールをシンプルにします。

項目 書く日付 補足
本文の「令和○年○月○日」 提出日 提出した日(郵送なら投函日)
本文中の「○月○日をもって退職」 退職日 最終出社日とズレることがある

コツ:退職日は「最終出社日」ではなく、在籍が終わる日。有給消化があるなら最終出社日の後になります。

提出方法:基本は手渡し、無理なら郵送でOK

退職届は、提出できれば勝ちです。方法は2つ。

手渡し(できるなら一番ラク)

  • 直属の上司に渡す(会社のルールに従う)
  • その場で写真を撮る/コピーを取る
  • 可能なら「受領しました」サインを控えに貰う(難しければ無理に迫らない)

郵送(出社したくない・受け取り拒否が怖い場合)

  • 追跡できる方法を選ぶ(配達記録が残る)
  • 封筒の宛先は会社(人事・総務宛でも可)
  • 投函前に、退職届を写真で保存する

郵送の狙い:「出した証拠」を作ること。これがあると、相手の強気が弱まります。

受領拒否・「受け取らない」と言われた時の対処

現実には、退職届を受け取らない・机に置かせない、みたいなケースがあります。

このとき大事なのは、喧嘩ではなく証拠ルートです。

  • 手渡しが拒否された → 郵送(追跡あり)へ切り替える
  • 郵送でも揉めそう → 送付状を添える/宛先を人事・総務にも向ける
  • 会話が辛い → 連絡はメール中心、記録を残す

考え方:「受け取らない」は、相手が困るだけで、あなたの退職意思が消えるわけではありません。あなたは提出の証拠を残す方に寄せればOKです。

提出前にチェック(ここだけ見ればOK)

  • 宛名は会社代表者になっている
  • 退職日が書いてある(未確定なら後で確定させる前提)
  • 提出日が入っている
  • 所属・氏名・住所がある
  • 控え(写真・コピー)を保存した

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