

退職の話は、内容より言い方と順番で揉めるかどうかが決まります。
同じ「辞めたい」でも、
こうなりがちです。
このページでは、角を立てずに短く・強く・矛盾なく終わらせるための“型”を、テンプレとNG例で整理します。
退職の伝え方は、話し方のセンスではなく順番です。
| 順番 | 言うこと | 狙い |
|---|---|---|
| ①結論 | 退職の意思 | 主導権を取る |
| ②時期 | 退職時期(幅) | 先延ばしを防ぐ |
| ③引き継ぎ | 最低限で協力する姿勢 | 敵対を避ける |
| ④連絡 | 連絡手段(文面中心など) | 消耗を止める |
最重要:理由は最後でOK。先に理由を出すと、そこを突かれて引き止めが始まります。
退職の伝え方で迷う人は、以下をそのまま使ってください。短く、余白を作らないのがコツです。
基本テンプレ:
「お時間いただきありがとうございます。結論から申し上げると、退職させてください。
時期は◯週間以内を考えています。引き継ぎは必要最低限で整理して対応します。
連絡は記録が残る形で進めたいので、以後はメール中心でお願いできますか。」
このテンプレの強みは、交渉の余地を減らしつつ、喧嘩にならない点です。
退職理由は、相手を納得させるために説明すると逆効果です。突っ込みどころを減らすために、理由は“薄く・短く”が基本です。
ポイント:細部は語らない。語るほど「じゃあこうすれば?」と引き止めの材料になります。
次の言い方は、相手が“交渉モード”に入ります。結果的に長引きます。
→ 相談にすると、相手は“説得して止める立場”になります。
→ 議論・反論が始まり、言った言わないの泥沼になりやすいです。
→ 先延ばしされます。上限(最長ライン)はあなたが握るべきです。
言い換え:「◯週間以内を希望しています。具体日は調整させてください。」
引き止めは“説得”ではなく、会社側のルーティンです。まともに議論すると消耗します。
返し方は、次の3パターンを持っておけば十分です。
返し方:「お気持ちはありがたいのですが、決めています。」
返し方:「事情の詳細は控えますが、継続が難しい状況です。」
返し方:「では退職日と引き継ぎの整理を進めます。◯日までに引き継ぎの一覧を出します。」
ここまでの型を読んでも「面談が無理」「声が出ない」なら、あなたの問題ではなく、環境と状態の問題です。
その場合は、伝え方の工夫よりも出口を変えるほうが速いです。