

退職で失敗しやすいのは、退職理由よりも「切り出すタイミング」です。
同じことを言っても、言う日と順番が違うだけで、
…こうなりがちです。
このページでは、揉めない確率を上げる“日取りの決め方”と、切り出した後に詰まない順番を、最短で整理します。
まず結論から。多くの職場で揉めにくいのは、次の組み合わせです。
| 要素 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 曜日 | 月〜水 | 上司の予定が詰まりにくく、調整が進みやすい |
| 時間帯 | 午前(始業〜昼前) | 面談が長引いてもリカバリでき、感情で揉めにくい |
| 繁忙度 | 繁忙の谷(締切直前は避ける) | 相手が「今それ言う?」になりにくい |
ここだけ覚える:「相手が冷静に判断できる時間」を選ぶと、引き止めの圧が弱くなります。
次のタイミングは、同じ内容でも揉めやすいです。避けられるなら避けた方がラクです。
補足:「限界の日に言え」ではなく、限界なら出口を変える(退職代行など)のが現実的です。切り出しは“交渉”の入口だからです。
退職を切り出すときに「退職日は◯月◯日で!」と言い切れない人は多いです。
それでOKです。先に固定すべきは退職日ではなく、次の3つです。
| 先に固定するもの | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| ① 出口(自力 or 代行) | 話し合いで進めるか、第三者に任せるか | 迷いが消え、相手の圧に飲まれにくい |
| ② 連絡方針 | 電話中心か、文面中心か(記録を残す) | 消耗が減り、トラブル予防になる |
| ③ 退職までの“上限” | 最長でもいつまでに辞めるか(例:2〜4週間) | 先延ばしにされにくい |
コツ:退職日は“相談”でも、上限(最長ライン)は宣言すると、調整が前に進みます。
切り出しで揉めにくい順番は、だいたいこの型です。
いきなり本題に入るより、まずは枠を取る方が安全です。
言い方:「ご相談したいことがあり、10分ほどお時間いただけますか。」
相手は理由を突いて引き止めてきます。先に結論を置きます。
言い方:「結論から言うと、退職させてください。」
日付を固定できないなら、幅で提示して主導権を握ります。
言い方:「できれば◯週間以内を考えています。具体日は調整させてください。」
ここで“揉めポイント”を先に潰します。
「また今度」で終わると地獄が続きます。次の動きを固定します。
締め方:「では、退職日と引き継ぎの整理をして、明日(または◯日)にもう一度お時間ください。」
切り出した直後は、気が抜けてミスが出やすいです。最低限、次だけ押さえます。
ポイント:退職は“気持ち”より“記録”が強い。記録があるだけで、相手の強気が弱まります。